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「RAIN DOGS」 TOM WAITS

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「RAIN DOGS」 TOM WAITS

トム・ウェイツの1985年発表の作品。
当時、本国アメリカではさっぱり売れなかったようですが、
現在では80年代のトムを代表する作品として知られています。
短編小説のような19の楽曲を彩る、秀逸なギタリストたち。
Marc Ribot、Chris Spedding、Keith Richards、G.E.Smith、Robert Quine、そうそうたるギター陣。
それぞれが個性的なプレイヤーですが、共通しているのが「息をしている演奏」でしょうかね。
何年経っても、飽きがこない1枚です。


(スタジオ担当 ツルサワ)


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「EAGLES LIVE」 EAGLES

EAGLES LIVE
「EAGLES LIVE」 EAGLES


有名過ぎるこの作品。
ジャケがツアーケースの絵ってのがイカシテます。
しかも2枚組。
爆発的に売れてしまったバンドの、活動を締めくくった最後の作品。(のちに再結成しましたが。)


世の中に出回っている「ライブ盤」ってやつは、おおかた何回かのライブを、
あたかも一晩のライブかのように、編集されたものなんですよね。
この作品も例に漏れず・・・。
しかもメンバーが違う時期の演奏が混ざってますし・・・。
はっきり言って、中身を知れば知るほど良くわからない作品でもあります。


なんか文句ばかり書いてしまいましたが、何が素晴らしいかというと「歌」。
リードボーカルも良ければ、ハーモニーも良い。
スタジオ盤でそんなことは承知してますが、改めて再確認させられる作品なんです。
イーグルスのメロディーって、どんなに時間が経っても色褪せない美しさがあります。


作品最後の曲が、デビューアルバムのオープニングを飾った「TAKE IT EASY」。
あたかも自分たちの活動の幕引きへの気持ちのようです。


売れたら売れたで、悩みも尽きなかったのでしょうか。






(スタジオ担当 ツルサワ)
http://studiofreeway.com/
2010年2月より営業時間が変更になりました。
3月から平日の夕方は新料金!!

「Live from the Powerhouse」 Mozaik

LIVE FROM THE POWERHOUSE
「Live from the Powerhouse」 Mozaik


元ブランクシティのアンディ・アーヴァインとドーナル・ラニーを中心?に、
ブルース・モルスキィ、ニコラ・パロフ、レンス・ヴァン・デア・ザルムの
5人の超絶おじ様によるMozaikのライブ盤。
アイリッシュ・トラッドのみならず、バルカン・チューンあり、
ウディ・ガスリーへのトリビュート・ソングにオールド・タイム・ミュージック・・・。
5人それぞれの音楽観が、高い水準で融合し、
それはそれは素晴らしい作品となってます。


これってホントにライブ盤か?
って思わせる程のハイセンスな演奏が詰まっている一枚。


心のこもった歌に、とんでもない瞬間芸、
この5人のおじ様方は凄い!!!


LIVE FROM THE POWERHOUSE2







(スタジオ担当 ツルサワ)
http://studiofreeway.com/
2010年2月より営業時間が変更になりました。
3月から平日の夕方は新料金!!

「Coolfin」 Donal Lunny

coolfin
「Coolfin」 Donal Lunny


アイルランドの話しが続きましたが、
旅の一番の目的は、アイリッシュ・トラッドを体感したかったことです。
少しずつ聴き出して、フィドル、バウラン、ブズーキetc・・・、
生の演奏が聴きたくなってしまったのです。
だったら実際に現地へ行ってみよう。
そのキッカケになったのが、この作品「Coolfin」。
ドーナル・ラニーさんといえば、
ギリシャの民族楽器であるブズーキを、アイルランドの伝統音楽に定着させたりと、
革新的な音楽家であり、優れたプロデューサー。
アイルランド・ミュージックにおいて重要な一人、スーパーな方。
でも当時は、そんなことこれっぽっちも知りませんで。
ただただ、この作品「Coolfin」にヤラレまして。
伝統的でありながらジャズっぽいアプローチなど、現代のケルト音楽といった、
ドーナルさんらしい革新的な姿勢はそのまま。
一生ものの作品、有り難い、有り難い。


10年前、そんな気持ちでアイルランドへ行った訳ですが、
オチがございまして・・・。
最初に訪れた町がドニゴール。
バス停近くに小さなライブハウスがございまして、
何故かパブに行かずにそっちへ行ってしまいました。
私的には生のケルト音楽を楽しみにこの地へやって来たのです。
私が初めてアイルランドで聴いた生演奏は、
なんとBON JOVIのコピーバンドでした。
しかも「YOU GIVE LOVE A BAD NAME」。
ドニゴールでBON JOVI、貴重な体験でした。
即効、店を出ましたが・・・。
ドニゴールで、しゃちゅらは~♪。
今では笑い話。






(スタジオ担当 ツルサワ)
11月の無料レンタル 「GRECO SG」
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「IRISH TOUR」 ロリー・ギャラガー

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「IRISH TOUR」 ロリー・ギャラガー


タイトルの通り、アイルランドのツアー、
74年の故郷アイルランドでのツアーが収録されたライブ盤です。
10年前、初めて飛行機というものに乗りまして、
初めて海外へ行ってみました。
リュックに下着を詰め込んで・・・。
その初めてだらけの行き先がアイルランドでした。
バックパッカーな旅の道中で買ったのが、この「IRISH TOUR」。
プレイヤーが無いので、もちろん帰国するまで聴けませんでしたが・・・。
個人的には、そんな思い出もある一枚なんです。


えー、この作品ですが、デッキの再生ボタンを押しますと、
まずスピーカーから、強烈な倍音の効いたストラトによるインプロが飛び出してきます。
ものの20秒ほどですが、これがいけません。
素晴らしすぎるのです。
もうこれでノックアウト、ネルシャツが欲しくなってきます。
「魂の演奏」、そう言っても過言ではない一枚。
スピーカーから、汗が飛び散ってきそうです。
名盤。






(スタジオ担当 ツルサワ)
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「TRACY CHAPMAN」 トレイシー・チャップマン

久しぶりにコレ書きます。


TRACY CHAPMAN
「TRACY CHAPMAN」 トレイシー・チャップマン


トレイシー・チャップマンの1988年発表のデビューアルバム。
この時期といったらMTV全盛、業界的にはまさにバブル。
とにかく派手?な作品も多く、
今聴くと風呂場でドラムが鳴ってるような深いリバーブも珍しくない時代。
そんな中、存在感のある歌声とアコースティックギターと
ストレートかつシンプルな詩(ことば)という、
当時の流行とはまさに対極な作品を引っさげて彼女は登場しました。
しかも世界中でメチャクチャ売れました。


彼女の楽曲の多くは、社会的問題について歌われています。
このデビュー作から現在まで、そのスタンスは変わってないですね。
必要最小限の楽器で構成された楽曲によって、さらに彼女の詩の存在感が際立ってます。
一番の彼女の歌の素晴らしさは、常に「未来」に向けられているところでしょうか。
「願い」であったり「希望」であったりと。
時間が経った今でも、彼女の言葉は色褪せることはありません。
裏を返せば20年後の現在、いまだ彼女が願った未来ではないのかもしれません。




(スタジオ担当 ツルサワ)
6月の無料レンタル機材 「Marshall JCM SLASH」
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「Ronnie Lane's Slim Chance」 Ronnie Lane&Slim Chance

RONNIE LANE'S SLIM CHANCE
「Ronnie Lane's Slim Chance」 Ronnie Lane&Slim Chance


Small・Faces~Facesのベーシスト ロニー・レインの75年の作品。
人気バンドに在籍していながら、スティーヴ・マリオットやロッド・スチュワートの
強烈な個性に隠れがちで地味な存在。
しかし、ホントいい曲を作るんですよ。
この作品は、Facesを脱退し自身のバンドを組んで発表した2枚目。
正直、ロニー・レインの作品は全部素晴らしい。
とりあえずって感じで、この作品にしてみました。
Faces脱退以降は、一貫してフォーキーなサウンドなんですが、
それでもライブとなれば、かなりロックな演奏をされていましたね。


まぁ、なんて言ったら良いのでしょうか。
凄くこの作品は好きなのですが、気のきいた言葉が書けませんなぁ。
演奏も楽曲も歌も、全てに心を奪われてしまったといいましょうか・・・。
気のおける仲間と好きな音楽を、好きなだけやっている感じがしてきます。
当時であっても名前や実績もあるミュージシャンが、
音楽ビジネスの中でこれだけ我を通して作品を作るってのは素晴らしい。
決してバカ売れする音楽ではありませんが、消費されるような音楽でもありません。
僕は一生、この作品も他のロニー・レインの作品も聴き続けるでしょう。
きっと同じ想いの人は少なくないのでは。
一つだけ残念なのは、もう新しいロニーの楽曲が聴くことが出来ないことです。


全く紹介の文章になっていないなぁ・・・、まぁいいか。


(スタジオ担当 ツルサワ)
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やっぱりMarshall!
JC、Jazz Chorus だよね?
PEAVY 5150 でしょ。
The Twin もいいよ。
VOX 最高!
SOLDANO で決まり。
他のがいいな。

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