Fender Japan TELECASTER

Fender Japan TELECASTER
レンタル楽器のFender Japan TELECASTER。
シリアルが若干剥げかかっているのでEかBか確認しにくいですが、
84~87年製のEシリアルだと考えています。
最近このあたりのフェンダー・ジャパン製の人気が高いですね。
このギター、元々のカラーは赤のようです。
パーツを外すと若干残っている塗装で確認できます。
実はボディートップとネック裏の塗装は、
オーナーの手によって綺麗にヤスリがかけられ現在の外観に。
見事なヴィンテージの雰囲気に仕上がっています。
普通はナチュラルでもラッカーやポリで塗装がしてありますが、これは木のまま。
スタジオオープン時から多くのお客様に弾き続けられていますので、
その間にナチュラルのボディーに、より深みが出てきました。
外観から確認できる変更点は、ナチュラルに合わせてピックガードを黒へ、
ブリッジ・サドルを6点に交換してあります。
名付けて「Fender Japan TELECASTER SAITO CUSTOM」。
出音は、価格帯を考えると全く安っぽいブライトな感じもなく、
ルックスとマッチして渋く落ち着いた音色です。
テレキャスとしてはかなり私の好みで、
今でもスタジオ閉店後にアンプの点検と称してこのギターを育てています。
最初からという訳ではないですが、実は私ギターの中でテレキャスターが一番好きでして。
テレキャスター風のモノも合わせて今までにテレキャスを4本手にしてきました。
最初は恐ろしくダサい黒塗りのヤマハのテレキャス風入門者用、
金が無くこれしか買えなかっただけなのですが。
途中、別のギターをチョコチョコ買いましたが、
いろんな音楽と出会った過程でテレキャスにはまってしまいました。
キース・リチャーズ、アルバート・コリンズ、ウィルコ・ジョンソン、
エイモス・ギャレット、ルー・リード・・・。
私が知らないだけで、まだまだ素晴らしいテレキャス・マスターがいらっしゃるでしょう。
私にとってテレキャスは、どこかそのプレイヤーの良い意味での人間的な訛りを、
フレーズを通して感じてしまうギターですね。
個人的にそんな訛りを感じさせるプレイヤーが好きなのかも知れません。

Fender Japan TELECASTER SAITO CUSTOM
¥105/1時間でレンタルしております。
テレキャス好きな方、また我こそがテレキャス・マスターと思われる方も是非遊びに来て下さい。
(スタジオ担当 ツルサワ)
スタジオ フリーウェイでは18歳未満の方は入会金無料!!